オカルト小説ばりの陰陽師対陰陽師の呪術合戦ですが、呪術の構造について詳しくみてみようと思います。
まず事件は、烏が少将に糞をかけるところから始まります。
晴明はこれを見て、「式にうてけるにか、この烏は式神にこそありけれ」(式神に打たれたのであろうか、この烏はまさしく式神に違いない)と言うが、烏自体が式神であったかははっきりしない。
式神は鳥に変身していたとも、烏に憑依していたとも考えられるからだ。
晴明は紙を鳥の形に切って飛ばし、呪誼を行なった相手を捜し出させたこともあったから、これもそのようなものかもしれない(式神の性質については後述)。
ここで注意しておきたいのは、鳥の糞がかかったことによって術がかかったとみていることです。
これは糞に毒のようなものが仕込まれていて、それで相手を殺すというのではなく、糞を媒介として式神が少将に愚いたと考えるべきです。
それは後段において陰陽師が「式神が返された」と告白していることからも確認できます。
そして、一般的な普通の占いの占いはこちらがいいらしいですよ。ここがね(=゚ω゚)ノ