「氷点」
しっとりとした、山本直純氏作曲の主題歌は、あくまでも背景音楽の矩(のり)を超えず、橋本潔氏の重厚な美術が、一貫したスタジオドラマ制作に魅力をそえた。
また、北代博氏の演出は原作のイメージを的確に映像化した。
46年10月25日から「続・氷点」(13回)が千野栄彦・制作、久野浩平・演出で放送され、オーディションで選ばれた島田陽子がデビューした。
辻口夫婦を二谷英明と南田洋子が演じ、これまた佳作といっていい出来だった。
56年には、野際陽子主演で毎日放送制作、TBSテレビ放送の帯ドラマ(65回)に、また目本テレビ"木曜ゴールデンドラマ"枠で三田佳子主演の2時間ドラマになり、「氷点」はテレビドラマ史上の大ヒット作として、期待されていました。